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最強の基本書

帯にある通り,「最良の基本書」。
確かに,労働法分野では,体系書としては菅野先生の「労働法」という何でも答えてくれるものがあるし,入門書としては下井先生の「労働法」という簡潔かつ十分なものもある。
しかし,前者は重厚に過ぎて初学者には扱いきれないし,後者は最近の改訂がない。
そこで,労働契約法や直近の判例・裁判例にも対応し,400ページ強と挫折しない程度の適度な厚さ,柔らかい表現ながら実例をベースにおいた豊富な設例,判例・裁判例に対する簡潔な理由付け,詳細な労働法の沿革の記述などの点において本書は基本書として最適に思う。
加えて,労働契約上の効力につき,労働基準法等の労働法上の制約とは別次元の概念であるという前提のもと,常に民法1条3項や90条など私法の条項を介して効力の有無に言及する点,「判例と裁判例」の区別のように用語をしっかりと使い分ける点,百選の番号の付記等の点において,読者に極めて優しい。
さらに,手早く基本知識と判例・裁判例を理解・復習したいときは本文のみを読み進め,水町先生をはじめ学説の流れをも知りたければ脚注をも含めて熟読すればよいというように,目的に応じた使い分けができることも優れている。
但し,基本書という性質上,詳細な論点についての記述においては誤解を招きかねない箇所(p.138の「昇進…した地位にあることの確認請求が可能であり」,p.175の「取消を主張」など)もあるから,そうした箇所については,体系書の記述を確認し,より正しい理解を進めなければならない。
| 労働法 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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